英国生活日記
 
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2005年2月5日を表示

イギリスの交通機関(1) バス

前から交通機関ネタを書こうとずっと思ってたのだけどちょうど今日は他にネタもないので何回かにわけて書いて見ようと思います。

ロンドンはともかくとして田舎では自家用車以外では一番重要な足であるバスです。海外旅行していて、バスに乗れたら思い切り行動半径も広がって行ける場所も増えるけど、でも乗り方がわからないので乗れない、という覚えのある人は多いでしょう?(笑)私も非英語圏以外ではいまだにバスは乗るの非常にためらいます(^-^; いや、英語通じてもイギリス以外のバスはちょっと怖いかも...(ぇ

まぁ、そんなこんなで乗り方がわかるまでが難しいバスですがここでちょっとイギリスでのバスの乗り方を説明してみたいと思います(・_・)ノ 
バス停でバスを待つ、これは一緒です(当たり前)。気をつけなくてはいけないのはバス停によって種類があって、もしそこにバスの番号が書いてあったら、その番号以外のバスはそこには止まってくれないです。何も書いてない場合は全部のバスが止まることになってるのでした。そしてバスが来たら手を横に出して合図。日本だと上に挙げるかな? 
んで、問題はここからです(´・ω・`) ロンドンも含めて、バスは前払いだけど、料金は均一じゃないので運転手にどこまで乗るか申告しなくちゃいけないんですねヽ(`Д´)ノ 英語わからない人にちっとも優しくありませんヽ(`Д´)ノ そして英語わかっても旅人にはさっぱり優しくありませんヽ(`Д´)ノ 
どこって言われても通りの名前とか言わないといけないわけですよ、「...えっと、クランブルック・アヴェニューの終わりのとこまで。」とか「ハルロードのラウンドアバウト(ロータリー式交差点)まで」とか言わなきゃいけないんですね(´・ω・`) ちなみにHULLの街に買い物に出るときは「たうんぷりーず」でOKなのでカンタンカンタン♪(ぇ 

これが例えば旅先で、郊外にある博物館とか植物園とかを見に行くとしましょう。通りの名前なんぞさっぱりわかりません。この場合は仕方ないので運転手にここに行きたいんだけど...と相談するわけです。まぁ、メジャーなアトラクションであれば運転手も知っているでしょう。その場合は、そこまで来たら教えてくれる?とお願いしておけば乗り過ごすことも(運転手が忘れなければ)ないのでラッキーですd(・_・) 

しかし、例えば初めて行く知人の家に向かっちゃったりした場合は大変。運転手に住所見せても埒あかないし、ああでもないこうでもないと格闘して数分かけて切符発行してもらう羽目に(;ノノ) 
でもこれって旅先でなくても日常的に地元のじいちゃんばあちゃんなどがよく繰り広げる光景です(笑)その間バスは止まったままになるけど、もうみんな慣れてるので大人しく待ってます(ぇ う~ん田舎。でももうちょっと効率のいいシステムにできないのかといつも思うけどここはイギリス、言うだけ無駄です(ノ_・。 そもそもバス停に名前がない、これが致命的です。名前あればどこで降りるかなんて一気に問題解決、乗降時間の節約にもなっていい感じなのに・゜・(ノД`)・゜・ 
名前がないのでもちろん車内アナウンスなんてものも一切ありません。住宅地で降りる時は知っている場所でもしばらく前からかなり気合を入れて外の様子を伺って、ここだというところを過ぎた時にエイヤヽ(`Д´)ノと下車ボタンを押すのです(笑)でも、この作戦も冬場はかなり難しいのでした。なぜか? それは...
バスの窓が汚すぎて外が全く見えないからヽ(`Д´)ノ

というわけで写真は先日行ったRiponで撮影したものですがその汚さは見ていただけるかと(´・ω・`) これ、別に雪が降ったとかそんなんじゃないんです。冬中どこ行ってもこんな感じ;; 昼もさっぱり見えないけど夜なんかサイアクです。な~んも見えんヽ(`Д´)ノ これでどうやってバス停見分けるのじゃ。私は仕方ないので早いうちから出口近くに立って、正面の窓から様子を伺うことにしてます。さすがに正面は綺麗なので(爆

あとイギリスのバスで不思議なのは複数の会社が同じ路線を走っている場合でも値段が一緒じゃないんですね。同じところに行くのに値段が違うってどうも理解できないシステムですわ(´・ω・`)まぁ、もっとも同じバス乗ってもその時によって値段違うことも往々にしてあるので(マジ)、まぁ、いっか。というところでしょうか(笑)時刻表にあるはずのバスが来ないなんてのもよくあるし。万事適当です。

イギリスのバスは二階建てと普通のバスとありますが、ロンドンじゃなくても、HULLみたいな田舎でも二階建ては走っております。この国に来るまではあればロンドンだけに走ってるのかと思ってたよ...そしてバスには結構厳格かついい加減な定員があるんですね。通路に立ち乗りできる人数が決まってるのです。別にきちんと数えたりするわけじゃないんだけど、この定員のせいで、運転手が、だいたい定員だなと思った時点でそのバスは発車です。どんなに車内にゆとりがあろうと、バス停に大量の人が残っていようと、そしてそのバスが1時間に1本あるかないかのバスだったとしてもヽ(`Д´)ノ 無情にバスは発車しちゃうのでした。10分に1本のバスにやられてもダメージはそれほどないけど、30分以上待った挙句に1時間に1本のバスとかに見捨てられると結構泣けますd(・_・) ましてやその次に来るはずのバスが予告なしにキャンセルだったりした日にはヽ(°◇° )ノ ←たくさん経験あるらしい。終バスが予定時刻の15分以上前にあっさり通過しちゃったりするのもこの国らしい現象と言えましょうか(自棄

う~ん、日頃使いまくってるだけあってバスについて語り始めると止まらない(笑) バス残酷物語とか書けそうです(ぇ まぁ、今日はこの辺でやめておきましょう。



2月5日(土)21:24 | トラックバック(0) | コメント(7) | 英国ってこんな国 | 管理


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