英国生活日記
 
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2005年1月19日を表示

英国学生ヴィザの罠

今日知人の非常に気の毒な災難の話を聞きました。その方はお仕事を早期定年退職して、フランスに渡り2年語学学校に通った後、HULLに来て大学の学部入学をされた方なのですが、正月にフランスに休暇に行き、帰ってくるときに入国できなくなるトラブルに見舞われてしまったのでした。というのも、彼は以前フランスのヴィザがある状態でイギリスに来たためか、なんでも正式なイギリスの学生ヴィザを持っていなかったらしいです(^-^; まぁ、それ自体も彼の落ち度と言えばそうなのですが、そもそも前回のイギリス入国時にそれが指摘されなかったザルな入管もいけないというか...

とにかくそんなこんなで、いざ大学が始まる前にイギリスへ戻ろうとしたところでその問題が発覚し、領事館だのなんだのを行ったりきたりした挙句にやはりどうにもならず、その足で翌日のくそ高いチケットを買って日本に戻ったのだそうですーー;;そのままヴィザを取得してとんぼ帰りしたかったそうですが、航空券って最低滞在期間を短くしようとするといよいよ高くなるんですよね。それで観念して10日間近く日本に滞在して戻ってきたのだそうです。あぁ、気の毒な...

これというのも2年前くらいからイギリスの学生ヴィザのシステムが非常に面倒なものになってきているんですね。私がこちらに来た頃から去年2年位前までは事前にヴィザの取得の必要はなくて、必要書類を持ってイギリスの空港で入国時に取得できたのです。だから有効期限が切れるに当たっての延長も大抵の場合、そのついでに一時帰国するとかどこか海外に旅行に行くとかして、戻る際に空港(や港)で更新するのが普通でした。なのに現在は日本でエントリークリアランスとかいうものを英国大使館で取得して来ないと学生ヴィザは取れないし、こちらに来てからの国内での延長は一回あたり3万5千円くらい手数料がかかるようになったし(これは郵送の場合。直接ホームオフィスで手続きだと5万円くらい)、なんでも今年から語学学校への留学はホームオフィスのリストに乗った学校以外認められないうえ、最長2年になったそうです。それだけ違法労働の問題が厳しい&財源確保に必死ってことなんだろうけど、留学生の立場としては非常に居心地悪いです。

日本へ予期せぬ帰国をしてしまった知人はなんともお気の毒でしたが、まぁ、親族の皆様にも会うことができ、おいしいものも食べまくったそうですので、不幸中の幸いでしょうか?(笑) ちなみにおみやげにフォションのジャムと虎屋の羊羹をいただきましたm(_ _)m 重たいのにごめんなさい;; しかも虎屋なんて日本からフランスに輸出されたものがフランスで購入されて日本経由でイギリスに来たつわもの...ありがたくておそれおおいです( ゜┓゜) ジャムについては私が欲しがっていたあんずとオレンジのミックスジャムを探してくださったようで大変お手数をおかけしました(^-^; 早速食べてみたら美味しかった...さすがふぉしょん...アプリコット&アーモンドというのもいただいたので楽しみです(^◇^)ノ



1月19日(水)23:42 | トラックバック(0) | コメント(2) | 英国ってこんな国 | 管理


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