英国生活日記
 
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2006年2月15日を表示

Mの悲劇(旅Part3)

カーディフには2泊しました。初めは1泊だけの予定だったんですが、同行のMちゃんが郊外のSt.FagansにあるMuseum of Welsh Lifeに行きたいということでカーディフで丸々一日を使えるよう2泊の予定となりました。 ここはいわゆるOpen Air Museumで、広い敷地内にウェールズ各地から移築された古い建物を展示している博物館なのです。 ダラムのビーミッシュ博物館なんかと同類ですね。 日本でいえば明治村とか...

カーディフに到着したのが夜8時近かったわけですが、実は私たち、本当はこの晩に映画を見に行きたかったのです... Hullで見逃してしまったものがここでこの日の夜20:30くらいからやるとわかってたので... でも泊まる予定の宿に20時までにチェックインしてもらわないと困ると言われ、こうなったら駅でタクシー拾ってホテルまで行き、タクシーを待たせておいてチェックインしてその足ですぐ映画館に直行すれば間に合うか?ヽ(`Д´)ノ などと燃えてたのでした。 しかし、結果的には列車がきっちり遅れたので(ほんの少しだけど) 泣く泣くあきらめた私たち(´・ω・`) 実はこの旅の間、ここまで全ての列車やバスがon timeだった私、これもなんとかなるんじゃないかと期待しまくってたんですが...私の運もここで尽きたっぽい。 というかこの国の鉄道にそんな正確性を期待するのが間違いだということです。ぷんぷん。

泊まった宿はこれまたカーディフでは結構破格にお安かったです。二人で一泊40ポンド。部屋はなんでだかFour posterでした。こんな安宿でFour poster... 見た目は美しかったです。 が、しかし、シーツの下にビニールシートがあって乗るとガサゴソ、ゴワゴワするんですけど(笑) なんの意味があるんだろう、これ( ゜┓゜) 部屋が3階にあるおかげでシャワーの水圧が低すぎて、私はシャワー断念して2階にある共同シャワーに浴びに行ってしまいました。 Mちゃんは部屋ので浴びてたけど;; 



翌朝、揚げパンやブラックプディングのついた朝食を食べた後、歩いて駅まで行ってそこからバスでSt.Fagansへ向かいました。もっと遠いと思ってたらそうでもなく、20分くらいであっさり到着。少し歩くかもと思ってたのに博物館のまん前でバス止まるし( ゜┓゜) 

ここの博物館は入場無料というありがたい博物館です。 まぁ、ほんとに広いのでガイドブック買わないと何がなんだかわかりませんが(笑) ガイドブックには個別の建物に関する解説もついてます。 建物には係員がいるので、その人たちから説明聞くこともできますけどね。

Mちゃんのお目当てはというと、実は建物ではなく、敷地内にあるギャラリーに展示されているはずの、「最古のラヴスプーン」を見ることでしたd(・_・) ラヴスプーンというのはウエールズの工芸品で、16世紀くらいにさかのぼるもので、結婚を申し込む時(?)男性が、相手の女性に自分で作った木彫りのスプーンを贈り物とする習慣があったわけですが、スプーンには様々な意匠が彫りこまれていて、それぞれ意味があるのです(たとえばここ) このラヴスプーンなかなか綺麗なもので、私も以前ウエールズに行った時に自分用にひとつ買ったりしました。 最古のものと聞くと私もぜひ見たいなと思ってたのですが...

鼻息荒くギャラリーに行ってみたら、閑散期だからか、大改装していて、一部のギャラリーは閉鎖になってました( ゜┓゜) 聞いてみたけどやっぱり今は見られないと(ノ_ _)ノ 残念無念。 せめて写真でもないかしらと売店に行ってみたけどポストカードもその写真が載っている本もなーんも見つからず。 私も悲しかったけど、ここが一番のメインに近かったMちゃんの傷心ぶりは見ていて痛々しかったです。 なんせその後、空っぽの状態で園内回って、子供のお絵かきコーナーで思わず塗り絵始めちゃったくらい(何 



結局園内ではぜんぜん写真撮らなかったんですよね。なんとなく撮る気になれず... 唯一撮ったのがこれ(ぇ Timber Circleです。もちろんこれは想像で再現したやつですが...建物撮らずにこんなものだけ撮ってる私もやはり変ですね、はい。


2月15日(水)23:49 | トラックバック(0) | コメント(0) | 旅ごころ | 管理


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