新薬治験事故・最近の動向 |
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| Drug trial victim's 'hell' months
久しぶりにドラッグトライアル事故関連の記事が上がってました。 危篤状態に陥った6名のうち、最後まで残っていた、もっとも症状の重かった方のインタビュー記事です。
いやぁ...よく生き延びましたね、この方(汗 心臓、肝臓、腎臓不全、肺炎、敗血症... そこから生還できたのは本当に幸運だったとしか;; 末端部の壊死が見ていて痛々しいです...
最近はこの事故に対しての保障交渉もゆっくりと進められているようですが、やはりなかなかすんなりとはいかないようです。 最近、当座の保障として、重症だった4名に対して無条件で1万ポンド(200万円くらい)が支払われたということです。しかし、最終的なところで決着するには長くかかるのではないでしょうか。 特にこの最重症だった男性などは障害も残る可能性大ですし、予定の職業に就くのも不可能そうです。 時間がかかってもきっちりとした結果を出してほしいなと思います。
今後も(どんなに起こさない方向で準備しても)いつかまた必ず起こるであろう未来の事故のためにもしっかりした前例を作っておくべきだと思うんですよね。もちろん、事故の確率を下げるための実験方法論の確立も大事です。 そちらはしかるべき機関で日々検討されていると思います。 今回の事故から得るものがあったことを切に祈る次第です。
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6月28日(水)09:13 | トラックバック(0) | コメント(0) | 英国ってこんな国 | 管理
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