英国生活日記
 
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2005年4月6日を表示

Mの悲劇

可哀想な友人Mちゃんの話を聞いてあげてください(ノ_・。
彼女は1月の寒い日に自転車に乗っていて散歩中のお犬様を避けようとしてすっころびまして左ひざをひどく打ったんですね(´・ω・`) でもその時は痛いながらも歩けるし、まぁだいじょうぶだろうと、日頃から医者嫌いの彼女は医者に行かなかったんです。ところが...1ヵ月後くらいからだんだんまた腫れるわ、あざはできるわ、痛むわで、さすがの彼女も医者に行くことを決意し、まずGP(かかりつけ医)に行ったわけです(彼女の担当は私と一緒のインド系の女医さん)。
イギリスの医療事情の悪さについてはいままでも文句たれまくったのでご記憶の方もいるかと思います(笑)この日、レントゲンの指示が出たところまでは日本でも同じでしょう...が、まずそのレントゲンはGPの診療所にはないヽ(´ー`)ノ  というわけで当然当日にレントゲンなんて無理なわけです(仮にそこにあっても当日は無理と思われますが)。こういう場合、イギリスでは後日、手紙で予約日時などが送られてくるシステムなんですねー。そこで彼女は手紙を待ちました。えぇ、待ち続けて、結局レントゲンに関する指示の書かれた手紙が来たのは2週間後です。
レントゲン撮影待つのに2週間(´・ω・`) 幸い、レントゲンは近所の病院で即日撮影できるという事だったのだけど、今度はその結果が出るまで2~3週間と言われたという(笑)

というわけでレントゲンを撮るという指示から5週間後、よろよろとGPに向かったMちゃんですがここでまた大変な目に...GPに会いに行ったところ、結果はまだ来てなかったヽ(´ー`;)ノ しかも、その場でGPが病院に問い合わせの電話をしたら、「記録ではその人は胸のレントゲンを撮ったことになってます」

( ゜┓゜)

足が痛いって言ってるのに普通、胸のレントゲンは撮らないでしょうーー; なのにGPは何度も彼女に確認したらしいです。胸って言ってるけど?と。あげくに足の痛い彼女に向かって、「こう言ってるから、アナタ、ちょっと今日中に行って確認してきてね。」 だそうです(ノ_・。 気の毒に...
そして憤慨しながらいきさつを私に語ってガス抜きした(笑)彼女はその足で件の病院にいきました。
そこでわかったことはといえば、胸のレントゲン云々はただのケアレスミスによる記入間違い(らしい)で、レントゲン写真は別の病院にいる放射線技師の元にデータの読み取りのために送られているのでそこにはない、ということでした(゚▽゚;) 

要するに撮影から3週間経っても結局データは出てないってことですねヽ(`Д´)ノ イースターがあったとはいえ...放射線技師がすごく不足しているのだと言われたそうだけど、たかがレントゲンですよ、ねぇヽ(`Д´)ノ こんなことでいいのでしょうか、この国。しかも、要するに胸だろうが膝だろうが結果が出てないという事実は変わらないわけでなぜそれを電話の時点で確認できなかったのでしょうか?--; この国の辞書には機能的とか言う言葉もないに違いない。辞書にない言葉多すぎるよ、イギリスヽ(`Д´)ノ 二人してしみじみこの国の国民が気の毒になった事件でした。いや、私たちも大変だけど、私たちには逃げ場があるから(´・ω・`)
ちなみに、仮に救急外来に駆け込んだとして、普通の骨折だと処置に8時間待ちとかだったりするらしいです(爆)その日のうちにしてもらえるだけましって感じでしょうか?;; 日本だったら半日後にはしっかりギプスで固定まで済むところなのに...ねぇ、日本の母上様?(何 ←この方、今朝方転んで骨折なさったそうですーー; でもあっという間にギプスで固定されたらしい(笑)何もないところで転ぶあたり私とそっくりです(´・ω・`) というわけでついでにさらし者にd(・_・)


※なお、今回のタイトルはMちゃんがつけました(ぇ「私のやるせない気持ちを皆さんにも伝えたい」と言っておりました(笑



4月6日(水)20:21 | トラックバック(0) | コメント(4) | 英国ってこんな国 | 管理


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