英国生活日記
 
帰国後日記はhttp://astor.blog7.fc2.com/で書いてます。ヨロシクです♪
 



Mの悲劇

可哀想な友人Mちゃんの話を聞いてあげてください(ノ_・。
彼女は1月の寒い日に自転車に乗っていて散歩中のお犬様を避けようとしてすっころびまして左ひざをひどく打ったんですね(´・ω・`) でもその時は痛いながらも歩けるし、まぁだいじょうぶだろうと、日頃から医者嫌いの彼女は医者に行かなかったんです。ところが...1ヵ月後くらいからだんだんまた腫れるわ、あざはできるわ、痛むわで、さすがの彼女も医者に行くことを決意し、まずGP(かかりつけ医)に行ったわけです(彼女の担当は私と一緒のインド系の女医さん)。
イギリスの医療事情の悪さについてはいままでも文句たれまくったのでご記憶の方もいるかと思います(笑)この日、レントゲンの指示が出たところまでは日本でも同じでしょう...が、まずそのレントゲンはGPの診療所にはないヽ(´ー`)ノ  というわけで当然当日にレントゲンなんて無理なわけです(仮にそこにあっても当日は無理と思われますが)。こういう場合、イギリスでは後日、手紙で予約日時などが送られてくるシステムなんですねー。そこで彼女は手紙を待ちました。えぇ、待ち続けて、結局レントゲンに関する指示の書かれた手紙が来たのは2週間後です。
レントゲン撮影待つのに2週間(´・ω・`) 幸い、レントゲンは近所の病院で即日撮影できるという事だったのだけど、今度はその結果が出るまで2~3週間と言われたという(笑)

というわけでレントゲンを撮るという指示から5週間後、よろよろとGPに向かったMちゃんですがここでまた大変な目に...GPに会いに行ったところ、結果はまだ来てなかったヽ(´ー`;)ノ しかも、その場でGPが病院に問い合わせの電話をしたら、「記録ではその人は胸のレントゲンを撮ったことになってます」

( ゜┓゜)

足が痛いって言ってるのに普通、胸のレントゲンは撮らないでしょうーー; なのにGPは何度も彼女に確認したらしいです。胸って言ってるけど?と。あげくに足の痛い彼女に向かって、「こう言ってるから、アナタ、ちょっと今日中に行って確認してきてね。」 だそうです(ノ_・。 気の毒に...
そして憤慨しながらいきさつを私に語ってガス抜きした(笑)彼女はその足で件の病院にいきました。
そこでわかったことはといえば、胸のレントゲン云々はただのケアレスミスによる記入間違い(らしい)で、レントゲン写真は別の病院にいる放射線技師の元にデータの読み取りのために送られているのでそこにはない、ということでした(゚▽゚;) 

要するに撮影から3週間経っても結局データは出てないってことですねヽ(`Д´)ノ イースターがあったとはいえ...放射線技師がすごく不足しているのだと言われたそうだけど、たかがレントゲンですよ、ねぇヽ(`Д´)ノ こんなことでいいのでしょうか、この国。しかも、要するに胸だろうが膝だろうが結果が出てないという事実は変わらないわけでなぜそれを電話の時点で確認できなかったのでしょうか?--; この国の辞書には機能的とか言う言葉もないに違いない。辞書にない言葉多すぎるよ、イギリスヽ(`Д´)ノ 二人してしみじみこの国の国民が気の毒になった事件でした。いや、私たちも大変だけど、私たちには逃げ場があるから(´・ω・`)
ちなみに、仮に救急外来に駆け込んだとして、普通の骨折だと処置に8時間待ちとかだったりするらしいです(爆)その日のうちにしてもらえるだけましって感じでしょうか?;; 日本だったら半日後にはしっかりギプスで固定まで済むところなのに...ねぇ、日本の母上様?(何 ←この方、今朝方転んで骨折なさったそうですーー; でもあっという間にギプスで固定されたらしい(笑)何もないところで転ぶあたり私とそっくりです(´・ω・`) というわけでついでにさらし者にd(・_・)


※なお、今回のタイトルはMちゃんがつけました(ぇ「私のやるせない気持ちを皆さんにも伝えたい」と言っておりました(笑



4月6日(水)20:21 | トラックバック(0) | コメント(4) | 英国ってこんな国 | 管理

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コメント

大変でしたね

こんにちは。
私も以前転んで顔を地面に打ちつけ、翌日GPに行きました。もちろんそこではレントゲンを撮ってもらえず、大きい病院に行くようにと紹介状みたいな手紙を書いてくれました。
で、病院へ行ってその日にレントゲンを撮ってもらって骨折はしてないと言われました。
私はラッキーだったんですねー。

キッチンメイトは風邪をひいてGPに行ったら、予約をさせられて、その予約がナント2週間後だったそうです。(もう治ってるだろ、その頃には・・笑)。

ホントにこの国の医療システムってダメですね。
Mさんにお大事にとお伝えください。


 by えくぼ | 4月7日(木)12:46

お大事に。

外来救急も場所を選べば、割とすぐに見てくれるところがあります。特に郊外に行くと、いつも空いていて対応が早いです。拙宅から1時間以内で行ける外来救急3箇所のうち、2箇所は郊外にあるので、息子の怪我の時はそちらを使いました。膝の容態は如何なんでしょうかねえ。間接部分は長引きますから心配です。

 by 牧歌 | 4月7日(木)22:54

   

>えくぼさん
GPに行くとそもそも、「風邪は治せません、GPに来ても無駄です」ってパンフレット置いてありますよ(笑)風邪の時に自分でできることについて色々書いてあるのです。
本当にこの国で大病はしたくないですよね。
Mのことお気遣いありがとうございます。伝えておきます^^

>牧歌さん
やはり南の方だと選択肢もいろいろあるんでしょうね。私の住むあたりは新しい歯医者のレジストレーションの行列で大きなニュースになるのを見ていただいてもお分かりのように、医療体制はあまり整っているとは言いがたいんですよね(´・ω・`) 一応この辺りでは一番大きな病院が40分くらいで行けるところに1軒あるのですが、それ以外となるとおそらリーズかシェフィールドまで行かないと行けないので2時間くらいかかるかな(笑)
おっしゃるように郊外型の病院の方が対応は早いように思います。やはり日頃から何かあった時にどこに行くべきかとかよくよく考えておくべきですね。私もMの怪我が将来に響かないといいなと祈ってます。 という私自身も専門医の紹介待ちでレターをかれこれ2週間待っているのですが...イースター明けなのでもう1週間くらいかかるのかな~(涙


 by あすとる | 4月8日(金)04:44

ありがとうございました

・・・くだんのMです。
あすとるさん、わたしのやりきれない気持ちを言葉にしていただき、本当にありがとう。えくぼさんと牧歌さんも、お見舞いのお言葉、じーんと心にしみました。ありがとうございました。
外国で生活しているときは、やはりなにより健康には注意したいもの。おかげさまで、私は持病もなく、元気マンマンで、そのパワーがあまって、自転車ですっころんでしまいました。油断していると、どこで落とし穴にはまるかわかりません。(ちなみに、膝はまだ痛いです。)
みなさんも、どうかお体に気をつけてお過ごしください。


 by くだんのM | 4月8日(金)23:39


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