英国生活日記
 
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帝王の引退

ついにこの日が来てしまいました。もう今日はこれに尽きます。F1の帝王ミハエル・シューマッハ引退発表。 最近の周辺部の動きがかなりきな臭かったので噂はされてましたが...

英国ではF1は地上波でライブ放送なので、録画放送の日本とは時差があって(地上波でなければライブもあると思うけど)その場で友人に騒ぐわけにもいかず、一人でTVの前で暴れてました(笑 

なんせ、英国ではまだレース途中でいきなり「公式アナウンスが出ました、シューマッハ引退ですっ!」ですよ? まだみんな走ってるのに...(涙 あれには参りました...涙で画面がゆがんじゃったよ。 もちろんこれが彼とフェラーリの選んだ発表のタイミングだったんでしょうが、ひどいわ兄...(笑

そして今日のレースを制し、ポディウムにあがったミハエルはにこやかでした。既に来期フェラーリに移ることが発表されている本日2位のライコネンを抱き寄せてなんか耳打ちしてみたり。すっかりキミはもうフェラーリの身内って感じの扱いっぷりにこれまた泣けました。 隣にいた本日大殊勲賞のクビカはまるっと無視ですよ、気の毒に...(涙 

会見場に移動する際、通路で通路下にいるスタッフに求められ、しゃがみこんで隙間から手に持ったシャンパンのボトルを落としてあげる姿なんかも映っておりました。兄いいやつだなぁ... というかあのボトル、博物館に展示したい感じです(涙

会見はレース後会見というよりもはや兄の引退会見そのものでしたね。ライコネンとクビカの立場はいったい...特にクビカは気の毒だったなぁ。普段だったらかなり盛り上がったでしょうに。 会見中のミハエルは今まで見たことのないようなウエットな表情で長々と語ってましたね。もうもらい泣き...(いや、兄は泣いてないけどさ) 

日本のレース放映が終わってから、久しぶりに心の友、F1仲間、そして大のミカ・ハッキネンファン仲間の夕ちゃんと長々とチャットで話をしました。そしてしみじみわかったのは、私たちにとってミハエルがいなくなるということは、本当の意味でF1にいたミカとお別れすることなんだなということでした。ミカは休養→そのまま引退だったので、きちんとお別れという形ができなかったんですよね。もちろんミカが見られなくなったのは事実だったし、ものすごくショックで悲しかったけど、目の前にいるミハエルを見ているとなんかまだそこにミカがいるような気がしていたのかもしれません。

ミハエルは7度もチャンピオンになった、おそらく彼の記録を破るドライバーは二度と現れない不世出の天才ですが、その彼にとっての唯一無二のライバルはミカでしかないと思うし、あの二人は本当に特別だと思うんですよね。 本当はもっとずっと二人の戦いを見ていたかった...(涙

はぁ...というわけで確実に私の中ではひとつの時代が終わりました。来期のF1を楽しく見られるのかは今はわからないです。また誰か夢中になれるドライバーが見つかるのか、そんな日が来るのか。私はやっぱり女なので、「まずは好きなドライバーありき」なのです。 メカニカルな事にはあまり興味ないし、ドライバーへの愛なしには熱い思いで見続けることはできないです。

まぁ、とはいうものの、またほとぼりが冷めたころには楽しく見ちゃう自分がいるのかもなと思います。そうであってほしい(笑 とりあえず当面は、今後の兄の向かうところを妄想したりして楽しむことにします(ぇ ちょっと休んで意欲が出たら、ぜひDTM行ってミカと対戦してくれないかな、ミハエル(笑 とかね。



9月10日(日)23:55 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日々のたわごと | 管理

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