英国生活日記
 
帰国後日記はhttp://astor.blog7.fc2.com/で書いてます。ヨロシクです♪
 



The Last Night of the Proms

さて、今年もやって参りました。年に一度の大英帝国愛国祭り(違 The Last Night of the Promsですd(・_・) Promsというのは夏の間毎日ロンドンのロイヤルアルバートホールで開催されるクラシックコンサートシリーズで、夏のロンドンの風物詩です。そして、その最終日は、後半、定番の曲でおおいに盛り上がることになっているのです(笑) 近年は全国数箇所の公園でのコンサートも同時開催され、その興奮はますます大事になっております。

定番の曲の流れは英国の誇る大作曲家エルガーの威風堂々から始まって蛍の光で終わるんですね。

Elgar
Pomp and Circumstance March No.1 (8 mins)

Henry Wood, with additional numbers arr. Bob Chilcott
Fantasia on British Sea Songs (23 mins)

Parry, orch. Elgar
Jerusalem (2 mins)

Traditional (arr. Wood)
The National Anthem (2 mins)

Traditional
Auld Lang Syne (2 min)

クラシックコンサートなので、いい席に陣取っている人達は正装だったりするのですが、この一連の流れに来ると国旗振っちゃったりもします(笑) そして、曲にあわせて延々屈伸運動するんですよね~ヽ(´ー`)ノ(笑) もちろん手拍子もあるけど。そしてファンタジア以外はみんな参加して大合唱です(ファンタジアは歌詞はないけど、その代わり気合の入った手拍子が入る)。 これ楽しいんですよ(笑) 見てても楽しいけど一緒に歌って踊ると倍楽しいです(ぇ 今年は一人でTVの前ですが、部屋でひそかに旗を振ってみました(。-_-。)ぇ ←旗はエリザベス女王のゴールデンジュビリーの時のパーティでもらったのが手元にあったので(笑)

「威風堂々」、「ファンタジア」はテンポが速くて盛り上がる曲、そして「エルサレム」はスローな曲ですが第二の国歌と呼ばれていて、実際「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン(国歌)」より国民には愛されているように感じます(でも歌詞はイングランドなので、たぶんスコティッシュやウェルシュの方たちは違うのかも?)。しかし、この曲、ばりばりのキリスト教歌なので、近年移民が増えるにつれて、国民の宗教も様々になり、そのおかげで宗教色が現れたものにやたら過敏な英国社会のこと、愛国歌としての立場も怪しくなる日が来るんでしょうか? そんな日が来ないことを祈ります。イギリスにはいつまでも大栄帝国マンセーヽ(`Д´)ノ で自己陶酔していて欲しいです(ぇ 念のためお断りしておきますが、これ皮肉ではないですので。こうやって陶酔して盛り上がれるの心からうらやましく思っているので。君が代じゃ盛り上がりようがないしね~ヽ(´ー`)ノ



9月10日(土)23:58 | トラックバック(0) | コメント(2) | 英国ってこんな国 | 管理

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コメント

初めまして

ネットをさまよってましたらここを発見いたしました。私も1986年中頃~1992年の間、エジンバラとグラズゴーに住んでました。
オーケストラに職を持ってました。
なんか懐かしく思えてきまして書き込みしました。


 by RSNO | Mail | HP | 11月15日(火)18:35


>RSNOさん
こんにちわ^^ ご来訪ありがとうございます。こちらでオーケストラでお仕事されていたというのは貴重なご体験ですね。やはりこういったこちら独特の瞬間を共有されて楽しまれたんでしょうね。


 by あすとる | 11月15日(火)23:34


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